「白和の王子の母殺し」の物語を、最後まで。

今冬発売予定の下巻とセットでご購入いただけます。

今だけ！

上・下巻セットご購入で本編へつながる書き下ろしストーリーペーパーをプレゼント。著者サイン入りです。

※上下巻ともに各巻発売日発送となります。上巻発売時に下巻は同時発送されませんのでご注意ください。

『 御魂草ノ紀 』シリーズ、本格始動！

豊かな水を誇る白和国。

しかし国土に広がる干魃の異変により、若き第二王子ハルスは地方の視察に赴く。だが彼には、王族でありながら術を使えず「孤魂の子」と忌まれる出生の秘密があった。

王宮でも孤立する日々の中、ただひとりの支えは、病に臥せる兄ロリアル。

そんなハルスの前に、王都を揺るがす影が姿を現す。

襲撃、逃亡、そして出会い。

王家の血を引く少年は、自らの存在を問いながら、“魂”と“国”を巡る深き謎へと踏み込んでいく。

彼の運命が静かに動き出す時、王国の《鏡》に秘められ真実もまた、揺らぎ始める――。

静謐なる異世界ファンタジー、開幕。

「アビャント、エマ」

久しく見ていなかった夏の大三角形を発見し、ベガ、デネ

ブ、アルタイルと心の中で唱えた。

どの星座がどの星だったのかはもう忘れたけれど。

作家・鳩村澪の短編集が新たに発売。

既作8作品に加え、新作「あの夏のクワイア」「とんこつラーメン」を収録。

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鳩村澪（はとむら・みお）

1988年生まれ、鹿児島県出身。鹿児島大学法文学部卒業後は様々な仕事を経験し、現在は小説執筆のほか、イラストやデザイン制作などクリエイターとして活動している。

主な著書に「あの夏のクワイア」（蒔喜出版）、電子書籍「隣人を食む」（蒔喜出版）などがある。

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あの名著を、もう一度感じたい。

現代に生きる作家達が不朽の名作文学へ送るメッセージがここにある。

[作品一覧]

夢野久作「瓶詰地獄」より ― 雨宮蒼「ろうそくの灯を消す、刹那。」

芥川龍之介「羅生門」より ― 灰田はち「皰弾」

森鴎外「舞姫」より ― 岩橋愛璃「星条旗のドレス」

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より ― 五十嵐あさひ「星夢」

新美南吉「ごん狐」より ― 佐伯 夕貴「彼女はつめたい」

夏目漱石「こころ」より ― 田村まどか「好きよりも大切なもの」

森鴎外「高瀬舟」より ― 鍋島五尺「引き金」

芥川龍之介「地獄変」より ― 未環「奈落には」

清少納言「枕草子」より ― 麓瀬守「をかしな先輩」